9/22(土)〜24(祝) いのち旅 壱岐島

壱岐島って、ご存知ですか?
古事記の国生み神話によると、イザナギの神とイザナミの神が、天から矛で海をかき混ぜ8つの島を作ったと言われています。
淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、本州
この8つの島が大八島といわれ、神話の世界では日本列島のことで国土の始まりとされています。その五番目に作られたのが壱岐島です。壱岐は弥生時代には、一支國と呼ばれ、魏志倭人伝にも登場している歴史豊かな島、世帯数11650戸の島に1000以上の神社があり(10家族に1つの神社があることになります。)そんな神々しい島に12名で訪れました。

 

長崎県の対馬のもう少し本土寄りにある、博多から高速艇で約1時間くらいで行ける小さな島です。高速艇が全く揺れず、快適な船旅でした。

 

 

壱岐島の北の無人島  辰の島の散策中、島の管理のおじさんに「この道を行くと何がありますか?」と聞くと、長崎弁で「この道を行くと、ロマンがあるとぉ〜」 行くと、やっぱりありました。

 

辰の島の断崖絶壁に立ち、下を見下ろすと、自然の偉大さが実感できる。
恐怖に身がすくみ動けなくなる。
大自然が作り出す神秘と迫力の前では人は無力です。

無力な人間だからこそ、自然の前では、弱い自分が見えてきて、素の自分に戻れる。

 

 

旅にとって大切なことは、次の3つだと思うんです。
1)非日常
2)感動
3)出会い(見知らぬ他人や新たな自分との)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見知らぬ12名の方が、壱岐島という神々が降臨した特別な土地で、出逢う。
人と人との化学反応だけでなく、その風景やその環境で、いったいどんな化学反応を起こすのか?

 

 

 

 

子供のように、ちょっとしたことに興味を持ったり、バカ笑いしたり、自然の姿に感動したり、不思議だな、なぜなんだろう?こんなに素直になれるのは?

少なくとも私は素直な自分に戻るために旅に出る。
無力な自分を思い知るために旅に出る。

 

 

だから、旅行ではなくて、旅が好きなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
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