10/27(土) 熊野古道 日本一長い路線バスの旅

去年にはじめて熊野古道を歩いた時に、大和八木から新宮まで、日本一長い路線バスがあることを知りました。
今回はどうしてもそれに乗りたくて、朝一番のその路線バスに乗り込みました。大和八木駅前のバスターミナルを9時15分発です。

 

その前にいっぱいお菓子を買い込んで、遠足気分で友人達4人と出発です。遠足前の子供のように、ワクワク気分。

 

 

八木から御所、そして五條へとバスは街中を走ります。

五條バスターミナルで10分くらい休憩した後、山道に入りました。クネクネとした山道をゆっくりとバスは走ります。

 

 

 

山間の集落の小さなバス停に止まりながら、2回目の休憩は、谷瀬の吊り橋ここで20分くらい休憩しました。

 

 

トイレを済ませて、この谷瀬の吊り橋を渡ります。ご存知ですか?  

この吊り橋全長298m、高さ50mある日本一長い生活用吊り橋らしいです。下を見ると足がすくむので、前を見てゆっくり進みます。途中皆んなが歩くので横揺れしますが、なんとか渡りきりました :mrgreen: 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めはり寿司とキノコご飯と串コンニャクを買い、バスは再び出発です。谷あいの景色を見ながら食べるめはり寿司ときのこご飯と串コンニャクは最幸でした。

その後、十津川村バス停で15分休憩して、いよいよ奈良から和歌山に入ります。

 

ずっと左手に山と川が見えるのですが、和歌山に入った後、川幅が急に広くなり、川原も大きくて山の形も変わりました。
北山川と熊野川が合流して、益々川幅は広くなりました。

熊野本宮を抜け、終点の新宮に到着。本当にあっという間のバスの旅でした。一冊くらい本を読めるかと思っていましたが、山と川と谷の自然をバスの中からですが俯瞰して堪能できた6時間半の旅でした。

 

 

全長170㎞、停留所167箇所、ちなみに料金は5250円、これを高いと思うか安いと思うか、
私は安いと思いました。新宮でレンタカーを借り、新宮から合流する3人を乗せて、湯ノ峰温泉に戻ります。
合流組は関東からの女性1人、そして、岡山から来てくださったご夫婦。その旦那さんとは、5年程前にある断食合宿で知り合って意気投合した心友。といっても、今まで2回しか会ってない。今日が3回目です。
3回目なのに心友と思えるのは、ご縁がある人だから、対面同席五百生、今回は、遠路はるばる奥さんとともに来てくださった。熊野古道にピンと来たらしいんです。皆んな車中でワイワイガヤガヤ、初対面の方も多かったので、今日の出逢いにビックリしながら話が弾みます。

今日のお宿は、いせ屋さんという古い旅館。
この山間の日本一古い温泉と言われている、湯ノ峰温泉にも外国人が多く訪れていて、我々以外はほとんど外人でした。
世界の聖地イスラエルからも、日本の聖地熊野に人が訪れるんですね~ 😀 、
日本人がいちばん熊野の神秘性や歴史を知らないのかもしれませんね。

 

湯の峰に着いたのが5時半頃、夕飯まで少し時間があるので、おっさん3人で湯ノ峰温泉で有名なつぼ湯に入りました。
3人くらいがようやく入れるつぼ形の由緒ある湯、
このつぼ湯は世界遺産にも指定されていて、日によって湯の色が変わるという伝説があります。
また、餓鬼にされた小栗判官がこの湯によって蘇ったとの言い伝えのある由緒正しい名湯です。

 

明日は熊野古道を歩きます。

  
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