「12人の医院経営ケースファイル」出版しました。
12名もの開業医がそれぞれのクリニック経営について取り組みや事例を紹介した医療業界で初めての出版本。
いつも学びを深めている開業医の仲間たちの勉強会(MAF)のメンバーで出版することになり、ついに実現ました。
人は誰でも本の1冊や2冊は書ける人生経験を持っていると思います。
出版したい、出版したいと思いながら、出版ありきで勉強に行ったり、文章術を学んだりした時はサッパリ実現しなかったのに、今回の出版は自然な流れで、出版という方向性が決まり、淡々と事を進めていったら、自然に形になったという感じです。
だから、気負いも喜びもなく、ただ安堵感だけがある。
出版は自己満足ではありません。自分を売るツールでもありません。
誰かのお困りごとを解決する活動、出版をそういうものと考えたとしたら、今回のターゲットになる人は少ないけれど、困っている開業医の先生方のためになる本だと確信しています。
我々12人の、12通りの開業の苦労話です。それぞれの先生方の血と涙の告白本です。
医者という仕事は職人ですが、開業医は違います。
職人であるとともに経営者やマネージャーの仕事もしなければなりません。だから、大変なのです。そんな勉強などしたこともないし、誰からも教えてもらったこともない。だから、みんな苦労するのです。
私が開業した15年前にこんな本があったらなぁ、苦労も半分くらいになったかもしれません。これから開業を考えている先生、開業したばかりで苦戦している先生方の、いいバイブルになると思います。興味ある方は、是非!!