小笠原丸の船の中、一緒に父島に行くのは男4人、女2人の6人での旅です。
こんな突然の旅の呼びかけに呼応した特異な方ばかり、だから個性的で面白いんです。
4時52分、船上での朝陽。
太陽が水平線の彼方から顔を出すと周りから静かな歓声が上がりました。
自然の中に身を置くだけで、α波が出てくる。都会にいれば気づかないけれど、自然は人の心を落ち着かせてくれる。
しかし、自然の前にはすべてが無力です。携帯も圏外やし、インターネットも届かない。心配すれば、キリはないことだらけですが、
「大海原に漂う船のように、すべてに身を任せて流れていこう!」そんな気持ちになりました。
11時頃、小笠原父島の二見港に入港しました。ぶらりと島内散策をして、
宿は、街の中心部から人里離れた山の中のシャンティバンガローにしました。
せっかく小笠原に来たのだから、自然を満喫したいと思ってここを選びました。